スキヤキ・ウェスタン・ジャンゴ2007年10月02日 03時05分56秒

映画の日に観てきました。

同日に観た他の2本(トランスフォーマー、パーフェクトストレンジャー)よりもまともな作品だとは思いますが、少しふざけ方が中途半端というか、なんと言うか。

例えて言うならば「みなさんのおかげです」(「おかげでした」ではなく。)のコントをスクリーンでやったというような感じ。木村佳乃と子役の男の子だけがまじめに演技して他はどっかにお遊びが入っていた。

個人的な希望としてはまじめにハードコアで一貫して最後まで突っ走って欲しかったですね。

たった一人の子役の男の子にとって、出演作品として経歴に残るのはかわいそうな気がします。

ちなみに、トランスフォーマーとパーフェクトストレンジャーは寝ました。

格安サーバHP ProLiant ML1152007年10月12日 01時26分13秒

実は巷ではとっくに話題になっていたようですが、私は秋葉原で現物を見るまでは全く知りませんでした。

HP ProLiant ML115/AMD Athlon 64 プロセッサ 3500+ (2.2GHz、512KB L2)という機種です。80GBのSATAのHDDおよび512MBのRAMもついています。

HPオンラインショッピングサイト で内容と価格が分かりますが、永続的なものではありませんね。

本日時点の価格は税込み15,750円+送料3,150円です。

これを秋葉原で17,800円で見つけて特に調べもせずに買ってしまったわけです。持ち帰ったので一応オンラインで買うよりも安い買い物だったのでしょうけど、過去には14,000円台でも売られていたようです。

このPCというかサーバ用のIBM PC AT互換機はとりあえずOS以外の必要なものは揃っています。したがって、OSの調達ができる人であればかなり格安に1台仕立てることができるわけです。

丁度私の子供用のPCの調子が悪くなっていたところで、サーバ用とは知りつつ、また、サウンドデバイスが搭載されていないことも知りつつ、購入しました。

特に何も調べもせずにWindows2000をインストールしたところ、以下のデバイスが正常に認識されません。

  • チップセット
  • NIC
  • ビデオ
  • その他不明なデバイス

先人たちの知恵を借りて、現在は一通り動作しています。

子供用のWeb閲覧中心のPCとしては良い買い物だったと思います。

自動改札機トラブルの原因2007年10月13日 01時01分00秒

昨日(10/12)、日本信号製の自動改札機が起動しないというトラブルがありました。

サーバとのデータのやり取りで改札機側が異常を検出して意図的に電源を落としたということですね。

このような「仕様」がまともなのかどうかということを考えてみましょう。

あたかも日本信号というメーカが悪いような印象を受けてしまいますが、問題はそこではないと思います。つまり、サーバとの通信の問題で起動しないという仕様そのものに問題があると思います。恐らく、この仕様は全てのメーカの自動改札機に組込まれているのでしょう。

このシステムの考え方(このシステムの設計者)は「フェールセーフ」を全く誤解しています。データに異常があって仮に正常な運賃計算が出来ないとしましょう。そのときの「フェールセーフ」とは、例えば運賃を無料にしても改札自体は機能する、ということです。自動改札機を起動しない、ということはフェールセーフでも何でもありません。

この自動改札システムの設計者は恐らくそのような根本的な思想を分かっていません。ミスをしたらユーザではなく事業者側がそのツケを払うのが「フェールセーフ」の基本です。安直にシステムをダウンさせることではありません。「異常時には安全サイドの動作をさせる」ということはそういうことです。

また、そのような仕様だからこそ、同じソフトウェアで動作する自動改札機が一斉に動作しないという多大な不具合になってしまうわけです。

そもそも、何のために毎日始発前にサーバとデータのやり取りをする必要があるんでしょうか?何らかの設定データであれば、毎日通信するような無駄は不要です。

組込みシステムでもよく「リフレッシュ」などと称して、「念のため同じデータを周期的にやり取りする」ということが行なわれます。これはハードウェアに異常があっても周期的にデータを上書きすることにより現象を表に出さないという目的によるもので、なるべくシステムの「再起動」や「停止」を発生させないという効果があります。

今回の自動改札機の問題はこの「リフレッシュ」目的のデータ通信なのであれば、尚更、設計思想が間違っています。

運賃データなどは日々変更されるデータではありませんから、変更があるときだけサーバ側からイベントを通知してそれに対する改札機側の対応は個体に依存するやり方でデータの更新を掛けるなど、一斉にセッションが発生しないような処理とすることが必要です。サーバ側から一斉にデータの更新を要求する、というような一斉処理の思想がもしあるのであればいずれまた同じようなトラブルが発生することでしょう。 特に、今回はサーバ側に問題がなかったために改札機側のトラブルに見えますが、サーバが送信するデータが全ての改札機に対して間違っているような場合は、今度は、メーカに関係なく、一斉に自動改札機が動作しなくなるということになります。

さて、似たような話で、システムの二重化などがあります。IP電話などのサーバでも待機系に切り替わっても異常を増長させることになった事例が過去にあったと思います。これもフェールセーフの実装を間違ったためで、これらの事例を総合的にみると、まともな制御システムの設計ができる人間が少なくなっていることを感じてしまいます。

たまたまみてたらこちらにも記事があったのでトラックバックしました。

自動改札機トラブルの原因22007年10月13日 09時52分11秒

今朝の新聞によると始発前に通信していたデータは「盗難などで使用停止措置が取られたICカード乗車券のデータ」ということですね。

それを読み取ってから起動する仕組みだとのこと。

やっぱり、プログラムミスではなく、設計思想に問題があると思います。

利用停止措置カード情報データをどうしようというのでしょうか?改札機一台一台で保存してローカルに照合するの? 1件、2件ならまだしも大量にそのようなカードがあったらいつか処理できない量になると思いますが、そのときはどうするつもりなのだろう。また、1件、2件のデータ照合はローカルで行なった方が処理は早く済ませることが出来ますが、100件を超えるようなデータがある場合にはローカルで処理するとしてもやっぱり難しいのではないでしょうか?

このような問題点は非常に容易に考えられます。それができていないということです。 単純にメーカのプログラムミスで片付けられようとしていますが、そのような仕様を指示した事業者側の責任が大きいと思います。

ICカードにはIDがありますから、申請のあったカードを特定するためには処理時間の問題もあって、確かに改札機毎にローカルに照合する必要があるのかもしれません。だからといって、そのデータ処理が正常に行なわれないと「起動しない」というのはやりすぎ。データ通信やデータ保存に失敗してもそのことだけを報告して、改札機自体は起動すべきでしょう。

その改札機を不正カードが通過するというのは非常に低い確率なわけです。どこの改札機を通っても引っ掛けようという考えは分からないでもないですが、大規模障害に弱い。

今回のようなトラブルはまともな設計者達がレビューしていれば当然挙がったケースでしょう。

では、このようなケースではどのように設計すればよかったのかを検討してみましょう。

恐らく、処理時間の問題が解決しないのであれば、遅延バッチ処理で対応すべきだと思います。 つまり、入場でも出場でも一度は通してしまってから空き時間に駅内サーバにカード情報を送信する。一括で統合されているセンターサーバには送らない。

そして駅内サーバ側で利用停止のカードがどうかをセンターサーバに照会して、該当カードが通過したということを認識してから翌日の起動時に駅内サーバから不正カードデータをその駅の改札機のみが更新を受けるようにする。

こんな感じでどうでしょう。リアルタイムに処理できなくとも、大規模な障害は避けられると思います。また、数回不正に利用されてしまいますが、駅の利用範囲はある程度決まっていると思いますので、何回か同じ駅を利用することで不正利用者を捕まえて、不正利用分の料金を徴収することもできます。

不正利用者のカードは回収されてその時点でサーバに対する利用停止対象カードを解除するような仕組みにする。

今回のような処理手順ですが、恐らく、オートチャージ機能でのクレジット決済でも同じようにデータ処理されていると思います。この場合は残高が設定値よりも低い場合に改札機で自動的にチャージして、そのカード情報をサーバに後から送って処理していると思います。

但し、そのような処理が利用停止カードを引っ掛けるためだけに全てのカードに対して行われるということになると・・・・それはそれで問題です。もう少し処理を間引く検討が必要ですね・・・・

こちらへのトラックバック2つ目。

最近のタレントさん、俳優さんはみんなすごい2007年10月13日 15時40分55秒

カテゴリに「変な人、変な会社」を入れてしまいましたが、これは私自身に対してのことです。

ヒーローものが大好きな私は初代仮面ライダーの頃からずっと、最近の作品に至るまで一通り番組や映画などを見ていたりします。初代仮面ライダーも初代ウルトラマンもリアルタイムで見ていた世代なので、いい年なのに何やってんだ、って話しでス。

インターネットやブログの普及でこれらのヒーローものに出演している役者さん本人の日記なんてものも見られるようになってきたというのは非常にうれしいことです。

さて、最近仮面ライダー出演者のブログをいくつか眺めてたのですがみんなほとんど毎日更新しているんですね。かなり忙しいはずなのにすごいと思います。待ち時間などを有効に利用しているのでしょうね。

こんなところとかこんなところとかこんなところとかを眺めてました。