350時間労働2009年05月02日 00時02分27秒

昨日で「終わらせた」プロジェクト期間で3月の「労働時間」が350時間でした。

正直、これまでの自己記録更新です。 従来はやっても、せいぜい200時間台でしたので、100時間も超過したことになります。

こんなことになったのも全てメーカの担当者のサラリーマン的無能さによるもの。 「見積りが出来ない」からです。

自分たちの製品のソフトウェアがどのような構造かを把握しておらず、 求めている仕様の実装設計が全くされていない。 設計をしていないからその開発がどの程度の「工数」が必要なのかを 見積もれていない。 過剰に簡単に考える。 それを第三者の「外注」に丸投げするから見積りがかみ合わない。 自分たちの安易な見積りは社内的に覆すことが出来ないほど の状況になっているものだからそのしわ寄せは全て外注に来るわけです。

これが大手のメーカの実情で、エンジニアとして誇りをもって仕事を したければ大手のメーカには就職すべきではないと思いつつも そのメーカがなければ仕事がなくなるというジレンマもあるわけで。

ま、あえて「労働」と書いたのはそんなわけでいつもの私ならば 開発の仕事に「労働」という言葉は使わない。

玄箱HGカーネル2.6化+debian化2009年05月10日 11時37分13秒

カーネル2.4系のままdebian etch化して使っていたのですが、 subversionやtracをインストールしようとして失敗するので、 こちら を参考にしてカーネル2.6に上げてみました。

HDDの初期化は必要だったとはいえ、あっさりとカーネル2.6に 上げることができました。 感謝感謝!!

レトロフォーカス撮影?2009年05月21日 01時21分25秒

ひょんなことから天体写真関連のブログで「レトロフォーカス撮影」とか「レトロフォーカス式撮影」という用語を使っているのを見つけました。

それらに共通しているのは望遠鏡の接眼側にバーローレンズやテレコンバータ、レデューサなどの光学系を追加で取り付けた上で一眼レフカメラで撮影する方式という説明をしています。

違うと思うんだけどな。百歩譲って、レデューサを使った場合はレトロフォーカスと呼んでも、もしかしたらいいのかもしれませんが、バーローレンズやテレコンバータは違うのではないかと。

それらの撮影は単に「バーローレンズを取り付けた直焦点撮影」という表現しか使わないと思う。何で「レトロフォーカス撮影」なる用語が一部で使われているのか謎。何かの書籍でそのような説明をしているとか。誰か教えてください。

レトロフォーカスってそもそも一眼レフにミラーが必要な機構上の問題と「広角レンズ」のバックフォーカスの問題を解決するための光学設計上の用語です。 天体望遠鏡を使った撮影方法の説明で使うような用語ではないはず。長いこと天体写真を趣味として活動していますが、初めて目にしました。

天体望遠鏡を使った撮影では以下の種類しか表現がなかったはず。

  • 直焦点撮影
  • 拡大撮影
  • リレーレンズ方式
  • コリメート方式

ちなみに、人の名前が元になっているので「バーロー」レンズではなく「バロー」レンズが正解みたいです。 大昔の書籍やカタログでは「バーロー」レンズという表現が一般的だった記憶があるのですが、もしかしたら見間違いで覚えたのかもしれません。いずれにしても大昔から言い慣れているので、「バーローレンズ」という表現を使っています。

※真相が明らかになりましたので、こちらの記事もご参照ください。

ネット上の自信過剰な人種2009年05月21日 12時28分26秒

ネット上で相手にしたくない人種に客観的な根拠もないのに自信過剰な態度をとる人間がいます。

正しくないと思われる用語の使い方を指摘した時に、こちらにその根拠を求めて来るタイプですね。 つまり、自分では追加で調べる気がないということです。 自分が間違っているということを想定もしていない。

単純に自分が正しい使い方をしている根拠を示す文献なりネット上の情報なりを示せば済むのにそれをしない。

その用語が「一般的」であれば今の時代はネットで検索すれば数多くの同じ用例が出てくるはず。出てこないのであれば少なくとも「一般的ではない」ということを意味します。

勘違いで自然発生的に用語を使うことは考えられないので誰かの受け売りなのは確かでしょうけど・・・・・

契約外の実働に対しての請求2009年05月22日 01時49分40秒

先日まで行っていたプロジェクトは4月末までの契約でこちらからの見積書も4月末までということで発行しています。

さて、実際には5月に残務があり「自主的に」作業をしてしまいました。これについては5月分の見積書および注文書なしに勝手に請求書を発行して請求しようと思っています。このやり方が正しいかどうかですが、個人的には契約手続き上は正しくなくても権利を主張するのは間違っていないと思っています。

私が逆の立場ならどうするか。 当然5月の作業が見込めた段階で見積書の発行と注文書発行手続きは行います。それがビジネスとして当たり前だと考えるからです。 そういったことをうやむやにして流れに任せるような会社はまともな会社とは私は考えていません。

当然、今後の取引もお断りさせていただきます。こんな会社がISO云々とは「片腹痛い」とはこのことです。会社として手続きに不備があっても担当者が侘びを入れるくらいのことはするのが当然でしょう。