MARK-X赤道儀モータ回転止め用ピン自作その22011年10月02日 23時52分20秒

以前に一度モータードライブのモータ取り付けの際の回転止め金具(ピン)の自作について書きました。
入手性を気にしたつもりでしたが実はその時に使ったスペーサ(真ちゅう製M4カラー15mm)が見当たらない。
もしかしたら普通のホームセンターにはなくて東急ハンズにならあるかもしれない、という認識です。
今回、トータル金額は高くなりますが、より確実な部品を見つけました。但し、これもネットで検索しても出てこないので入手性が良いとまでは言えない。私の家の近所のホームセンターのあそこの売り場にあるな、という程度。

以下必要なもの。

・フォトスタンドなどに使う「飾りビス」Φ8mm、長さ12mmで4mmのネジが切ってあるもの。
 ※フォトスタンド用のセット品の一部なので1100円程度の出費
 ※飾りビス単品はこちらのカタログには載っているが入手性は不明。
・M4×80mmのなべビス(少し品揃えの多いホームセンターなら入手可能)
 ※とあるお店では1本38円でした。
 ※前回の自作で使ったものと同じ。
・M4ナット2個
・M4ワッシャ2枚
・M6ワッシャ2枚








※2011/10/07追記。
ホームセンターで見当たらなかったスペーサ(M4カラー)は秋葉原の西川電子部品で入手できることが分かりました。「BSカラーM4×15」という製品です。「BS」とは真ちゅう製という意味です。

ポケットガイガーとP板.comガイガーカウンターキット比較2011年10月23日 00時24分17秒

ボケットガイガーを貸していただいたのでP板.comのキットとの比較をしてみました。

総括的な感想は以下です。

・P板.comの計測値は計測開始から1分である程度安定する
・P板.comのcpm値は経過時間と検知数(CP値)から換算した値と一致していることが分かるが、ポケットガイガーではCP値がないのでcpm値の妥当性が確認できない
・ポケットガイガーでは計測値はどんどん時間経過とともに減少しているだけで信用できる値がどの時点のものかを判断できない

左がポケットガイガーの計測値(iPhone3GS使用のLight版ソフトによるもの)で、
右がP板.comのガイガーカウンタキットです。

P板.comの左下の数字が計測開始からの経過時間。その上のCP値は検知数。右上のcpmは1分あたりの検知数です。経過時間を分に直してCP値を割ればcpm値になります。

ポケットガイガー計測値:14.04cpm,0.83uSv/h→係数:0.059
P板.comガイガー計測値:12cpm,0.07uSv/h→係数:0.006

ポケットガイガー計測値:9.94cpm,0.59uSv/h→係数:0.059
P板.comガイガー計測値:15cpm,0.09uSv/h→係数:0.006

ポケットガイガー計測値:7.34cpm,0.43uSv/h→係数:0.059
P板.comガイガー計測値:16cpm,0.09uSv/h→係数:0.006










計測開始から5分後。両方のuSv/hの値が一致している。




ちなみに定番となった日野市のガイガーカウンタ計測サイトの説明によると、このサイトで使っているガイガーカウンタのcpm値とuSv/hの換算式が以下のように記述されています。

 uSv/h = 0.00833 × cpm値

PikKit2接続延長ケーブル自作2011年10月28日 21時27分15秒

共立エレショップ扱いのケーブルを使っていたのですが、5ピンしか使わないので自作。




共立エレショップ製ケーブルとの比較。

パルス周波数測定2011年10月28日 23時42分26秒

五藤光学MRAK-X用モータードライブコントローラの1相分の出力周波数の実測。製造中のとある一枚のものです。

基板上の水晶発振子は8MHzのものを使用しています。
※試作段階で自分で使う分では4MHzのものを使用していました。

モーター一体型用で補正なしの実測:5.26478Hz→8.0006124MHz

純正モーター用コントローラで補正なしの実測:10.82193Hz→8.00060956MHz

上記の純正モーター用コントローラでの実測周波数でカウンタ値を修正後
コントローラ分離、純正モーター用:10.82105Hz

実測周波数で補正後の一体型モータの恒星時出力:5.26434Hz

月時出力:5.07223Hz/10.42616Hz


太陽時出力:5.25009Hz/10.79160Hz


キングスレート出力:5.26281Hz/10.81776Hz


星景モード時(純正モーター用のみ測定):6.49266Hz

モータードライブコントローラ製造1台目2011年10月29日 23時30分22秒

モータードライブコントローラ基板をコントローラ単体として成立させるための工作。自分用以外の1台目。ディップスイッチ用の穴は開けない方針で、ケースの内側にディップスイッチを設ける。

プラスチックケースなので余り困らないはず。モーターと一体式の場合は金属ケースでネジ止めしているので現場で設定したい時にネジをはずすなんて事は非現実的なので全部ディップスイッチ用の穴を開ける予定。

ダイソーのアクリル製定規を使った「型」を使って穴あけ。プラスチックケースは楽チン。

もうこれで基本的には出来上がり。タクトスイッチ部分は現物あわせでリーマーで広げる必要はある。でも金属ケースのめんどくささとは全く違う。

マルツパーツ館で購入した5芯ケーブルはQIコネクタに入らないことを確認。無駄な買い物だった。

別の5芯シールド線を使ってQIコネクタに圧着して装着したところ。モータードライブのモータと接続される。基板側のピンヘッダは垂直のままだとケースのフタが閉まらないので曲げる。

色の対応のメモ。