五藤光学MARK-Xにガイドバック用プレート取り付け2012年03月18日 03時19分24秒

自分で作る根性と技術と時間がなかったので、ほしぞら工房さんにアルミ板加工をお願いしていたプレートをやっと試してみました。ほしぞら工房さんにアルミ板の材料も調達していただいています。A5083アルミ合金を使っているとのこと。変換プレートだけが15mm厚で他は10mm厚です。

以下が作っていただいたプレート群。5枚のうち写真下側の2枚が最初のアイディアの変換プレートです。当初はこれを1枚だけ作ってもらうつもりだったのですが、増えてしまいました。

そう、以下の1枚だけが当初の予定。

MARK-Xベースモデルに取り付けるとこんな感じ。

それでビクセンのガイドバック用プレートがMARK-Xに取り付けられたところ。

この変換プレートを2枚作ったのはGP用の赤緯体もこのプレートを介して取り付けられることを見越したのと以下のような「スライドプレート」をMARK-Xの2台運用時でも使えるようにしたかったからです。スライドプレートはテレスコ工作工房さんのアイディアをいただきました。テレスコ工作工房さんは円く加工していますが、必要であれば手動でヤスリで削るつもりで単純なプレートでの加工を依頼しています。


スライドプレートを使うと、カメラ2台を両端に取り付けてスライドさせてバランスが取れるようになります。スリット部分は完全に極軸望遠鏡を遮蔽していないのでそのまま極軸調整も出来ます。スリットの幅は約11mmでこれはM6ナットの幅の10mmより少し大きめの設定です。取り付け自体はM6の蝶ボルトを使いますが間にナットを入れてスライド部分の「ガイド」にしています。

カメラ取り付け部分のプレートの取り付けネジ穴の間隔は観測装置取付板のネジ穴の間隔と同じにしたので以下のようなことも出来ます。M5のキャップスクリューで取り付けます。


ガイドバック用プレートのバランスウェイトシャフトも取り付けられます。このシャフトがW1/4のネジで取り付けるようになっていてガイドパックと同じ考え方で取り付けられるわけです。

以下はほしぞら工房さんに作っていただいたガイドバック用のロングウェイトシャフトを取り付けたところ。

ビクセンSP赤道儀赤経体をMARK-X架台へ改造開始2012年03月18日 21時38分57秒

ヤフオクで手に入れたビクセンSP赤道儀赤経体。グリスがカラカラになっていたので極軸望遠鏡を単体で売り飛ばして極軸、ウォームホイル、ウォームギアもジャンクで売り払いました。残った部分の改造開始です。

通常は極軸部分は生かした改造をするようですが中身がないので好き勝手に切断開始です。全て手動。