RICOH RIKENON 50mm F2 P型の電気接点ピン取り外し2014年08月06日 01時42分13秒

ヤフオクで3,000円で手に入れたPENTAX Kマウント用のレンズです。
リコー リケノン 50mm F2です。
人気の高い初期型ではなくP型というリコー専用の電気接点があるモデルです。
最短距離が0.6mと寄れません。

こちらのサイトでは接点用のピンがひっかかって取り付けができないという報告がされていますが、当方のK-30では問題なく取り付けができました。



特にそのまま使っても問題ないようにも思えたのですが念のため接点用のピンを取り外します。
ピンがなくなった穴を埋めるようなことは不要に思えたのでそのままにします。

以下はマウントをはずしたところ。


ピンは差し込んであるだけなのでピンセットでつまんで抜きます。



マウント側のスリーブも取り外すと以下が不要な部品。

マウント側のピンが出ていた穴はそのままで問題ないようです。


なお、マウントのねじ止め部分のビス穴は樹脂製なのであまり締め付けすぎると「バカ」になるようです。一箇所もともと「バカ」っぽかったようで、かっちり締め付けられませんでした。



M4/3マウントアダプタに三脚座を取り付ける工作2014年08月15日 23時36分12秒

きっかけはタムロンのSP 500mm F8 55BBというレンズを手に入れたことから始まります。
このレンズには三脚座がありません。
初期型のSP 500mm F8 55Bには三脚座がついています。

アダプトールマウント経由で各社の一眼レフで使うのであればカメラを直接雲台に取り付けてもバランスは悪くありませんが、マウントアダプタを経由してマイクロフォーサーズのミラーレス一眼で使おうとすると非常にバランスが悪くなります。


そこで、以下のような工作をして見ました。マウントアダプタに三脚座を取り付けられるようにした物です。
但し、この工作後のマウントアダプタはOLYMPUS OM-Dには取り付けられません。ペンタプリズム風EVFの出っ張りと三脚座部分が干渉してしまうからです。

TAMRON 55BBを三脚座付のアダプタで使用

●必要なもの

1.M4/3マウントアダプタ:私はPENTAX Kマウント用を使っています
2.アルミホイール用ハブリング(B09FK4:67.1mm-60.1mm)
3.キヤノン三脚座RingD(のまがい物)
4.瞬間接着剤
5.エポキシ接着剤
6.エポキシパテ

■工作手順1
M4/3マウントアダプタにハブリングを瞬間接着剤とエポキシ接着剤で接着します。マウントアダプタは断面が斜めになっていますので三脚座のリング部分と並行な基準面にします。









■工作手順2
ハブリングを基準としてエポキシパテで三脚座のリング部分の幅と同じ程度に広げます。




■工作手順3
幅を広げたエポキシパテの部分とハブリング部分を合わせて三脚座リングの内径を少し超える程度に盛り付けていきます。


■工作手順4
盛り付けたエポキシパテが固まったら紙やすりででこぼこをなくしながら三脚座のリングに合わせて行きます。

■出来上がり






M4/3マウントアダプタに三脚座を取り付ける工作22014年08月18日 23時20分26秒

マイクロフォーサーズマウントアダプタに三脚座を取り付ける工作第二段です。

前回はキヤノンの三脚座のまがい物を使いました。このまがい物は強度が足りません。
もちろん、まがい物ではなく本物を使えば強度は問題なくなりますが、何しろお高いのです。

今回、強度とお値段を重視した三脚座を見つけましたので再度工作してみました。

見つけた三脚座はシグマのTS-21です。





工作手順は前回と同じです。








左がキヤノンベースの三脚座、右が今回のシグマベースの三脚座です。