ビクセンミニポルタ経緯台微動ユニットの活用2014年10月19日 19時18分29秒


微動ユニットは水平方向と垂直方向の二つあります。同じユニットを使っていることになりますが、汎用的に取り付けるようなプレートを用意すれば十分に活用可能なことが分かりました。
以下の仕様のアルミプレートをほしぞら工房さんに製作していただきました。

1.直径63mmの円形プレート(62mmでも可)
2.厚み12mm
3.センターに直径18mmの厚み7mmまでのザグリ穴
4.センターに1/4インチタップ穴(ざぐり穴の反対側の厚み5mm部分)
5.35mm間隔のM6タップ穴2箇所
6.センターから半径24.5mmの円上に120度間隔で3箇所のM6貫通穴
     (PCD49mm)
  ※3.とは反対の面にキャップスクリュー用ザグリ加工


以下は製作してもらったアルミプレートを装着したところです。
※製作依頼のミスによりこのプレートはPCD50mmで製作していますが、何とか装着できています。正しくはPCD49mmだと思われます。




元々の水平微動ユニットの取り付け部分とオリジナルプレートの取り付け部分の比較です。真ん中のネジ穴は1/4インチのネジ穴なので一般的な三脚などに取り付け可能です。


プレートの両面の状態は以下のような感じです。

ユニテックのダブル雲台ベースに取り付けてみたところ。アリ溝プレートも取り付けられます。但し、ダブル雲台ベースの取り付けネジは6mm以上出っ張っているのでワッシャを挿入して出っ張りを少なくする必要がありました。

アイベルCD-1を使ってC90MAKを装着するのに使っている様子です。

smc PENTAX-M 50mm F1.4で撮ったオリオン座2014年10月19日 23時55分43秒

ペンタックスKマウントレンズですが、OLYMPUS PEN E-PL5での撮影です。35mm換算100mmですが、これでも周辺流れすぎだと思います。

このレンズ個体の問題として無限遠マークで無限遠が出ていませんでしたのでピント合わせが必要でした。

アイベルCD-1と自作コントローラによる恒星時追尾。
全ての写真は2014年10月19日2時から3時の間に朝霧高原で撮影しています。




F1.4 60秒
F1.4 60秒

F2.0 60秒
F2.0 60秒

F2.8 60秒
F2.8 60秒