C90MAKとXZ-2で土星を狙う ― 2015年08月03日 18時26分46秒
C90MAKとOLYMPUS XZ-2でコリメート撮影で土星をねらってみます。
使う道具はXZ-2とコリメート接続するためのCLA-12とビクセンのデジタルカメラアダプタ、ステップダウンリングです。XZ-2でコリメート撮影する場合はレンズに加重がかからないので良い感じです。
液晶画面ではこれくらいの感じで見えます。アイピースはLV7mmを使っているので1250mm/7mm ≒ 179倍です。
XZ-2側は望遠端(24mm)までズームしていますので、合成焦点距離は24mm X 179 = 4296mmになります。
35mm換算すると上記を4.6倍して19761.6mmになります。
撮って出しの1枚画像です。トリミングしています。
56枚の画像を加算平均合成などして画像処理した結果です。
XZ-2での惑星撮影の適性は高いと判断できますが、もっとちゃんとした写真を撮っている人もいますので今後の課題としておきます。
短焦点ニュートン反射望遠鏡を衝動買い ― 2015年08月28日 18時58分03秒
C90MAKとコンデジ(OLYMPUS XZ-2)で土星を撮ったのがきっかけになって、なぜかニュートン反射望遠鏡を物色し始めました。
そう、短焦点ではなく、普通の焦点距離のニュートン反射を物色していたのです。
ですが、いつの間にか昨今の安いニュートン反射に目が留まってしまったのが運の尽き。当初の目的も忘れて、また、「サマーセール」という言葉、特に「セール」に敏感に反応して協栄でぽちっていたのでした。
購入した短焦点ニュートン反射望遠鏡はSkyWatcher BKP130というもの。
口径130mm、焦点距離650mm、F5の望遠鏡です。
受け取って箱から出した状態です。
なかなか、しっかりしたつくりには見えます。
こんなものもアマゾンで購入。レーザーコリメータです。
思えば、私が中学の時に最初に買ってもらった天体望遠鏡もニュートン反射でした。ミザールH-85だったと思います。その時依頼のニュートン反射です。これまでは、シュミットカセグレンか屈折を主に使っていたので久しぶりに扱うことになります。
PENTAX Qも衝動買い ― 2015年08月28日 19時46分38秒
BKP130用接眼部コリメート撮影対応改造 ― 2015年08月29日 20時26分47秒
特にBKP130に限定した話でもないのですが、ビクセンのSX接眼アダプタ(42T→31.7AD SX)を利用すると簡単にコリメート撮影が出来るようになります。
工作の結果は上記の通り。PENTAX Qに01 STANDARD PRIMEレンズをBKP130の接眼部に接続したところです。
用意するのはビクセンのSX接眼アダプタです。
もともと、ビクセンのSX接眼アダプタはデジタルカメラアダプタDG-NLV DXと接続できるようになっています。
上記のようにビクセンのそれぞれの部品は連結できるようになっています。
連結した状態は上記です。
左からビクセンのSX接眼アダプタ、カメラアダプターDG-NLV DX、DGリング、ステップアップリングでカメラに接続できます。
デジタルカメラアダプターDG-NLV DXはコリメート撮影用ですが、リレーレンズ方式での拡大撮影は拡大撮影アダプタを使えば可能です。
SX接眼アダプタは元々はビクセンR200SSなどの標準部品です。
このSX接眼アダプタを元々BKP130などに付属している接眼アダプタと置き換えるわけですが、そのままでは長すぎますので切断することにします。
Tネジが内側に全てネジが切ってあるの途中で切断してもそのままTネジ部分にねじ込めます。
左がオリジナル。右が切断済みのもの。
レンズとカメラアダプタとはステップアップリングを介してDGリングに接続し、DGリングをカメラアダプタと接続できます。
以下はSX接眼アダプタ切断の様子
上記がBKP130に元々付属しているアメリカンアイピース用の接眼アダプタです。
アイピースアダプタと2インチアダプタの接続部分はTネジになっていますが、本当にアイピースしか取り付けることが出来ない部品です。
上記は切断後のSX接眼アダプタを2インチアダプタにねじ込んだところ。これにより、アメリカンサイズアイピースの取り付けとカメラアダプタの接続が出来るようになるわけです。
元々のビクセンのシステム構成図は以下です。
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