玄箱HG用シリアルコンソール工作 ― 2011年01月20日 10時02分55秒
LinkStation LS-HGLに続いて、KURO-BOX/HGについてもシリアルコンソール接続用の工作を施します。
必要なものは以下。
・EHコネクタ4極ベース付ポスト サイド型
・EHコネクタ用コンタクトピン4つ
・EHコネクタ用4極ハウジング
・PHコネクタ4極片側装着済みケーブル(LinkStationで使ったものとは別のケーブルを追加購入)
以下が定番の写真。
J1の4つ穴が開いている部分がシリアルコンソール用のコネクタ取り付け位置。
他の多くの紹介記事ではこの基板面にコネクタを接続していますが、これは組み上げた時に見えない位置なので私はこの裏側にコネクタをハンダ付けします。
・EHコネクタ4極ベース付ポスト サイド型
・EHコネクタ用コンタクトピン4つ
・EHコネクタ用4極ハウジング
・PHコネクタ4極片側装着済みケーブル(LinkStationで使ったものとは別のケーブルを追加購入)
以下が定番の写真。
J1の4つ穴が開いている部分がシリアルコンソール用のコネクタ取り付け位置。
他の多くの紹介記事ではこの基板面にコネクタを接続していますが、これは組み上げた時に見えない位置なので私はこの裏側にコネクタをハンダ付けします。
上記の裏側は以下。というより組み上げたらこちらが表になる。
ハンダ付け面の状態は以下。くどいが、他の人はこっちにコネクタをつけている。
定番のR76ショート化。プルアップ抵抗用のチップ抵抗も持っているが問題ないのであればショートするだけの簡略化。ハンダ盛りすぎでやり直したいが、実害はないのでそのまま。
ケーブルを取り付けてコンバータ基板と接続したところ。組み上げた状態でコネクタ抜き差しができるところがミソ。
隙間を使ってケーブルを外に出す。
完成。
LS-HGL用シリアルコンソール工作 ― 2011年01月19日 02時04分16秒
LS-HGL用のシリアルコンソール接続ですが、他の紹介記事とは異なる、日本圧着端子製のEHコネクタ4極ベース付ポスト:サイド型を使います。
玄人指向のSCON-KIT/PROに付属のコネクタは同じEHコネクタでもサイド型ではないベース付ポスト(基板に垂直に端子が立っているタイプ)を使っています。でも、これを使うとサイドカバーでカバーできなくなると思ったのでサイド型を使いました。
サイド型の方が分解せずにハンダ付けも出来ます。
1個の単価は50円未満ですが、販売単位が10個単位なのがたまにきず。
送料も割高。
ちなみに、以下がSCON-KIT/PROに付属のコネクタ。
このサイド型コネクタに今回接続するのはPHコネクタを使ったレベルコンバータです。これはMINI2440の追加のシリアルコンソール用の製品で単価は500円と激安です。EHコネクタのピッチが2.5mmでPHコネクタのピッチが2mmなのでケーブルでピッチの変換を行えばそのまま使えます。
MINI2440用の電源は5VなのでLinkStation側の3.3Vでは定格では足りませんが、問題なく使えます。
ケーブルは片側にPHコネクタが接続された出来合いのものがマルツパーツ館で50円とこれまた激安のものを使います。片側はMINI2440用のレベルコンバータ基板のコネクタにそのまま接続できます。
出来合いのPHコネクタ付ケーブルの一方はばらけているのでそこにEHコネクタ用のコンタクト端子を圧着します。
EHコネクタ用のハウジングに装着して、LinkStation側のEHコネクタサイド型ポストに接続します。
以下のようにサイドカバーを取り付けてもそのまま使えます。
ちなみに、この写真のケーブルの色でピンアサインを再整理すると以下になります。
1番ピン:赤:TX
2番ピン:黒:RX
3番ピン:黄:VCC(LinkStation側3.3V供給・レベルコンバータ側は5V期待)
4番ピン:緑:GND
VCCはレベルコンバータの駆動電源になるので接続必須です。
この工作は圧着端子を使わなくても出来ます。LinkStation側にケーブルを直接ハンダ付けすることになりますが、作業はコネクタを使うよりも楽だと思います。以下のような圧着ペンチも不要ですし。
MINI2440ユーザボタン外だし不能確定 ― 2010年10月31日 22時21分11秒
秋月に注文していたハーフピッチ(1.27mmピッチ)のピンヘッダとソケットの部品が到着したので、工作してみました。
結論はとしては、MINI2440のユーザボタン用コネクタへの接続用ソケットとして汎用の1.27mmピッチの部品では対応できないことを確定します。
結論はとしては、MINI2440のユーザボタン用コネクタへの接続用ソケットとして汎用の1.27mmピッチの部品では対応できないことを確定します。
したがって、ソケットの部品を入手できないのであれば、現実的には試作用の基板としての使いまわしも出来ませんので、MINI2440を仕事でいじること自体に余り意味はないでしょう。
※趣味としては別。また、基板をおこし直すつもりがあるのであれば何とかなるでしょうが、それほど魅力的なスペックでもないでしょう。
以下、ソケット工作写真の羅列です。
(1) 道具と1.27mmピッチのピンソケット(本来は基板同士を接続するためのもの)
※趣味としては別。また、基板をおこし直すつもりがあるのであれば何とかなるでしょうが、それほど魅力的なスペックでもないでしょう。
以下、ソケット工作写真の羅列です。
(1) 道具と1.27mmピッチのピンソケット(本来は基板同士を接続するためのもの)
(2) 8ピンのソケットを作ろうとしているのですが、とりあえず9ピン部分を切断する
(3) 8ピンにやすりで削る
(4) コネクタにあわせてみるが、見た目の通り、接続できるわけがない
MINI2440ユーザボタンの外出し検討 ― 2010年10月26日 00時46分43秒
MINI2440をandroidで使うためにはキーの追加が必要になります。
基板上にはユーザボタンと称して6個のスイッチがありますが、基板の隙間から操作するためにはスペーサで間隔を広げるか、または、キー自体を外に引き出す必要があります。
ここでは、ユーザボタン用のキーを外に出す目的でCON12を使うことを検討します。
さて、日昇のサポートにこのコネクタのメーカと型番をメールでたずねたのですが、驚いたことに、1.27mmピッチなら何でも良いとの返事。
そんなわけないだろ。どう見ても片側に寄った形の特殊なコネクタ。
このコネクタに合うソケット部品のメーカと型番をご存知の方は情報をお寄せください。
基板上にはユーザボタンと称して6個のスイッチがありますが、基板の隙間から操作するためにはスペーサで間隔を広げるか、または、キー自体を外に引き出す必要があります。
ここでは、ユーザボタン用のキーを外に出す目的でCON12を使うことを検討します。
さて、日昇のサポートにこのコネクタのメーカと型番をメールでたずねたのですが、驚いたことに、1.27mmピッチなら何でも良いとの返事。
そんなわけないだろ。どう見ても片側に寄った形の特殊なコネクタ。
このコネクタに合うソケット部品のメーカと型番をご存知の方は情報をお寄せください。
要はそんなコネクタつかったこともないという人間がサポートをしている状況。
まさに中国品質。
日本語で対応しているだけまともだとは言えますがね。
まさに中国品質。
日本語で対応しているだけまともだとは言えますがね。
とりあえず、中国人の言葉どおりに入手可能な以下のソケットを秋月に注文はしました。
1.27mmピッチの汎用ソケットに8ピンのものはないので、25ピンのものを注文。
切断してヤスリがけを行う前提です。
でもこんな加工は趣味ならいいけど、何らかの製品化のベースとして使うのであればきちんとしたソケットを入手すべきでしょうね。
注文品が到着したら試してみます。
なお、この6個のスイッチ以外でもGPIOを使うということも可能なはずですが、そちらは後回しということで。
MINI2440/androidロケール設定 ― 2010年10月25日 10時34分11秒
MINI2440/androidの初期状態のロケール設定は中国語になっています。
ロケールの設定を日本語に変える手順は以下になります。
ロケールの設定を日本語に変える手順は以下になります。
(1) 「設置」ににた文字のスパナとトンカチアイコンを選択
(2)「設置」の項目が表示されるが1ページ目には目的の設定はない
(3)タッチして上にドラッグすると項目がスクロールするので以下の画面までスクロールさせて「区域和文本」を選択
(4)「区域設置」の一番上の「??区域」を選択
(5)英語の設定項目が出るので上にスクロールさせる
(6)「Japanese」を選択
(7)ロケール設定変更完了
以下はロケール設定後、webブラウザを起動したところ。
ちなみに私が入手したMINI2440だけなのかどうかは切り分け出来ていませんが、ロケール設定の変更などのようにファイルの書き換えが明らかに発生しているような操作を行うと次にNAND FLASHからのブートができなくなっています。
NOR FLASHからのブートは可能です。
この場合、ブートローダを上書きで再書き込みすればNAND FLASHからのブートも出来て設定も反映されています。
予想ではYAFFSのルートファイルシステムの範囲指定などの構築が正しく出来ていないのではないかと思っています。
その証拠に、設定ファイルなどをviで修正して書き込んでも次はNAND FLASHからのブートは失敗します。
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