BKP130用自作コマコレクタ実験リトライ2015年10月07日 22時22分43秒

前回検証失敗した自作コマコレクタですが、主鏡位置を筒先側に移動させてピントが合う様にして確認してみました。

■BKP130の接眼部の改造
主鏡移動の前に、接眼部分の改造も行いました。どこを改造したかはオリジナルと比較してみてください。

■BKP130主鏡移動後の光軸調整
ある程度自宅で主鏡移動を行っていましたが、ピント合わせの結果現場でも追加調整を行いました。


■当日の天気
ちなみに、上記はXZ-2にOLYMPUS WCON-08を取り付けて撮影したものです。周辺の流れがひどくて実用にならないことがわかりました。

■BKP130主鏡移動後自作コマコレクタでの撮影テスト
特に追記しない限り、すべて以下の条件で撮影したJPEG撮って出し画像です。
・PENTAX K-30
・ISO12800
・30秒
・2MB以下になるようにリサイズ

ピントは改善されましたが、「コマコレクタ」としての効果は疑問。周辺の星像で分かるとおり、収差の改善にはなっていません。レデューサとしても星像の悪化があるのでわざわざ使うのは控えたいと思います。




上記は撮って出しではなく1枚画像をトーンカーブ調整、明るさ、コントラスト調整しています。

■周辺減光のために画像処理

周辺減光は前回のコマコレクタ未使用時との比較になりますが、中心からの外れ方は改善しているようです。

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