就職活動兼営業活動2006年12月23日 08時53分52秒

結局のところ、就職の面接に行ったのに営業活動になっていたりします。

というのは、面接に行ったら社員ではなく個人事業主としての立場での「契約」を持ちかけられることがあるからです。 いえ、このパターンはいわゆる人材エージェントとの話では昔からあるパターンなんですが、明らかに独立した企業での話です。

  • 独立系研究型ソフトハウス
  • 弱小環境関係測量機器メーカ

その他、昔からのパターンでの人材エージェントとの間での業務委託契約の話などはあり、実際は大手のメーカなどに常駐して客先の指示で働く話があります。月々支払われる単価などは交渉次第で80万円程度にはなりますので悪い話ではないのですが契約期間の縛りがあり、いわゆる業務を委託されて開発物を「納品」するような仕事ではありません。派遣と同じですね。派遣の場合は派遣会社の社員として雇用契約がある前提で客先指示で客先常駐の仕事。人材エージェントの話はその会社の社員ではないので単に仲介してもらって契約する、というパターンなので微妙に違う。

開発成果物を「納品」するパターンの案件は「持ち帰り案件」というような呼び方をしますが、最近はこれがほとんどない。 そんな中で先の2社はちょっと特別のパターンです。

独立系研究型ソフトハウスの方は自社で特許を持っているようなまさに研究型の会社ですが、社員としての採用に関しては書類選考で「不採用」の連絡をもらっています。その通知メールでのやり取りで取締役から「別の形態の契約」の話を持ちかけられました。 直接面接して話を聴くと問題意識などは私と非常に共通するところがあり、若手の社員の教育のために意識の高い指導的立場で、かつ、特定のプロジェクトの開発に追われない立場の人間を漠然と欲しがっているようでした。 つまり、プロジェクトの完了とか売上とか成果が量れないような仕事です。 だからといって、私が望んでいるような金額の年俸の契約は難しいので、他の会社の仕事、持ち帰り案件限定ですが、業務請負しても良いから、その会社の仕事は7割の時間を割くことを前提とした契約が出来ないか、という話です。

例えば、1人月160時間として7割の102時間働くことを前提として、1人月60万の場合に42万円だけを支払う契約、ということです。その会社で別の会社の業務請負の仕事をしていてもいい。

細かい持ち帰り案件の仕事がたくさん転がっているような状況であれば、これは案外面白い話です。でもそんな仕事はなかなかないんですね。

そしてもう一社。弱小環境関係測量機器メーカの話。ここ、実はハローワークで求人を見つけました。弱小なので、まず、金がない。多分借金まみれなんでしょうね。首が回らないんじゃないかな。社会保険にもまともに入っていない会社。

でも開発しているものは結構独自のものがあって面白そう。ソフトの開発は外注さんに任せるしかない状況で、社員として雇ってもなかなか高度な対応が出来なくて辞めていくそうです。

ちょっと蛇足ですが、大手のメーカのエンジニアよりも弱小メーカのエンジニアの方が高い技術力を要求されます。大手では縦割りで仕事の範囲が限定されていますが、弱小ではソフト屋さんでも回路設計の知識や機械関係、強電系の知識などその会社独自の幅広い対応能力が要求されるからです。仕事の内容としてはその方が面白いんですが給与条件などは余り良くないのが一般的。

この会社も私が望むような給料は出せないし、また、ソフト開発に対する評価も出来ない。工数や金額の見積もりも分からない。出来れば開発対象物毎の開発を請けてくれないか、という話です。

この二社を組み合わせれば悪くないかもしれませんが、弱小メーカの方は正直な話、倒産する可能性も非常に高い。3ヶ月開発を行った末に対価が支払われない可能性もあるので、そう簡単には受けられないですね。着手金をもらえるような契約とか月々の分割検収にするなどの条件が必要でしょう。