中国製タイマーリモートコントローラの改造 ― 2010年06月27日 13時04分36秒
Yahoo!オークションで中国製のタイマーリモートコントローラを入手しました。
送料込みで4,000円なので基本的には許せる品物です。
本体はNikon MC-36のコピー品。
プラグはCanonのE3コネクタ用の2.5Φのステレオミニプラグのものです。
送料込みで4,000円なので基本的には許せる品物です。
本体はNikon MC-36のコピー品。
プラグはCanonのE3コネクタ用の2.5Φのステレオミニプラグのものです。
この製品。タイマー機能は問題ありませんが基本的な「リモートスイッチ」としては使い物になりません。
E3タイプのリモートスイッチは半押しでピント合わせ。全押しでシャッターというように機能が決まっているのですが。この製品では半押しでも全押しでもシャッターが切れてしまいます。(ロットによるようです。問題のないロットもあります。)
テスターでステレオプラグをあたってみると、E3スイッチの半押し(ステレオプラグのRch側=真ん中)が全く導通しません。全押し(ステレオプラグのLch側=先端)のみ導通します。半押しでも全押しでもLch側だけが導通するのです。
どうせ基板などには問題はなく組み立ての段階で適当に配線されたせいだと思ったのですが、驚くことに、そういうつもりで設計されていることが分解したら分かりました。
基板にはなんとなく正しく取り付けてあるように見えます。
基板にはなんとなく正しく取り付けてあるように見えます。
接続の状況は以下です。
・プラグからのケーブルの黄色はCommon(GND=プラグの根っこ)
・プラグからのケーブルの赤はピント合わせ(プラグの真ん中)
・プラグからのケーブルの白はレリーズ(プラグの先端)
・物理的なスイッチは金属板3枚で上から黒、赤、黒のケーブルで基板と接続されている。
・プラグからのケーブルの黄色の隣の黒ケーブル部分がGND
考察の過程は端折って、改造結果は以下の通りです。
(1) プラグの赤のケーブルのハンダ付け部分ははずします
(2) 金属板3枚で構成される物理的なスイッチ部分の配線を全てハンダゴテではずします。
(3) 金属板の真ん中をCommonとして黒のケーブルに配線し直して、基板のGNDとハンダ付けしなおします。
(4) 金属板の一番下は赤のケーブルを使ってプラグから来ているケーブルとダイオードを介して直接接続します。
(5) もともと金属板の一番上の黒と真ん中の赤が基板に繋がっていた部分を新しく白ケーブルで一番上の金属板と繫ぎます。
(6) 最後に赤丸で示した部分をケーブルで接続します。(2012/05/24追記)
以上の改造により、リモートスイッチ半押し時のグリーンのLEDが点灯しないだけで、機能的にはまともに使えるようになります。
また、電池を入れない状態でもリモートスイッチとしては同様に使えます。
なお(6)の対応をしなくてもバルブ撮影でインターバル撮影を連続で行う場合は正常に動作しますが、太陽や月の撮影でシャッター時間が短く、インターバル時間が長い場合は一旦カメラが待機状態になっているのを起こすために「半押し」が必要です。その対応をするためには(6)の結線をする必要があります。(2012/05/24追記)






最近のコメント