BKP130ファーストライト2015年10月03日 23時53分40秒

2015年8月に衝動買いしたBKP130ですが、10月になってやっとファーストライトです。


MARK-X赤道儀に載せてみました。延長シャフトを使えばウェイト1個でバランス取れます。ファインダーはBKP130の付属品ではなく別途購入していた正立ファインダーです。


鏡筒バンドの締め付けネジ不良
とは言え、中国製のトラブルです。
2個ある鏡筒バンドの内の一つの締め付けネジが貫通して回せないため鏡筒を締め付けられません。最初はタップが立てられていないのかと思ったのですが、プライヤを使って無理やり回してみたら何とかねじ込めるようになりました。何度かプライヤで締め付けたり緩めたり回しているうちに手でも締め付けられるようになりました。冒頭の写真はそうやって処置した後のものです。


一眼レフボディを取り付けても延長シャフトでバランスウェイト1個でバランス取れるのは便利です。



ファーストライトなのに暗くなってからの天気はこんな感じ。この日は月が早めに昇ってくるので目論見は外れてしまいました。場所は朝霧アリーナです。

最初の写真はピンとずらし確認
雲間からテスト撮影です。ピンボケで光軸とかドローチューブの陰を確認します。この時点で21時37分です。これは自作コマコレクタ使ってます。



M45
定番のM45。光条を確認します。21時51分。PENTAX K-30 ISO6400 30秒露出です。月との距離は下の写真を見てください。もう、月が昇ってきます。この写真は自作コマコレクタは外しています。



天気は回復傾向だけど月が昇ってきた
この写真が22時22分。月が昇ってきてしまいました。



月明かりの中でのアンドロメダ銀河
こちらも定番のアンドロメダ銀河です。月が昇ってきていて雲も抜けていません。PENTAX K-30 ISO12800 30秒露出です。撮って出しをリサイズしたのみ。


コンポジットパターン1のアンドロメダ銀河
ガンマ補正などを先に行った各画像を加算平均コンポジットして画像処理したものはこちら。


各画像を加算平均コンポジットした後ガンマ補正、レベル調整などの画像処理を施した物。かなり周辺減光が目立ちます。また周辺減光の中心がずれているのが分かります。周辺収差も非対称です。光軸調整の追い込みが足りないのでしょう。


2015年10月4日3時16分 PENTAX K-30 ISO100 1/125秒露出。撮って出しをトリミングしてます。

月明かりと薄明の中でのオリオン大星雲
日付が変わって2015年10月4日4時25分のオリオン大星雲です。月明かりと天文薄明の中での撮影ですが、空の状態はかなりクリアになってきていました。
PENTAX K-30 ISO3200 30秒露出。撮って出しです。