組込みスキル標準「ETSS」に意義はあるのか ― 2006年11月16日 00時49分20秒
大雑把に要約した目的は「組込みエンジニアの育成」です。
これ、企業内の考課システムとして考えているところがあるのを知っているのですが、はっきり言って、その程度の利用価値しかないでしょう。
なぜなら、よっぽどの大企業でないとこのような指針に則って育成する体制なんか作れるはずはないんです。 「アーキテクチャ設計能力とメーカの没落」でも書いているように逆説的にメーカにはその能力があるエンジニアなど存在しません。業務自体も細分化されてペーパーテスト的に網羅できるエンジニアはいるのかもしれませんが、実務レベルでは存在しないと断言します。
スキル標準を定義すること自体は悪いことではないのですが運用できる方向性というか指針が実質的にない状況でそれを行うことは単なる自己満足に過ぎません。業界全体として健全な工数と単価で受発注できて、常駐作業、偽装請負、人材派遣などの仕事を行うスタイルの構造が変わらない限り、有効な概念とはならないでしょう。
口唇ヘルペスは疲労困憊の証 ― 2006年11月16日 23時26分48秒
抗ウィルス剤が切れたし、もともと、行きつけということもあって、地元の耳鼻科を受診。
そこで仕入れた新しい情報。 ヘルペスウィルスにやられるのはソートー疲れている証拠だということです。 普通は高熱にうなされるような風邪を引いて、直りかけたときに、弱っている状態で発症するのだとか。
風邪の症状よりも先に発症するということはその時点での疲労度が高い。「休みなさい」と言われてしまいました。 これでも人より見た目は仕事をしてなさそうに振舞っていたんだけど、やっぱり疲れてたのね。
実際、雑談や無駄なことは一切せずに集中的に仕事をしているつもり。密度の高い仕事を短時間でやるのが私の仕事のやり方なので、仕事してないように見られてたかもね。 こんな仕事のやり方をするから会社では「付き合いが悪い」とも思われているでしょうね。でも会社は仕事をするところで、仲良しクラブではないのだ。
あるメーカのテストプログラム ― 2006年11月16日 23時53分36秒
「アルバイトにでも組ませてるのか?」正直、そう思いました。
以下の意味がわかるでしょうか?
if(data<10) { printf("data = 0%d\n",data); } else { printf("data = %d\n",data); }
これは
printf("data = %02d\n",data);
と同じですね。
他には、二つの同じサイズの配列のデータを、しかもバイナリデータを比較するのにstrcmp()をわざわざ使って、配列のサイズもご丁寧にデータサイズに+1して最後に'\0'を格納して処理させている。明らかにまともには動作しない。 なぜ、memcmp()を使わんのだ。
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