LS-HGL用シリアルコンソール工作2011年01月19日 02時04分16秒

LS-HGL用のシリアルコンソール接続ですが、他の紹介記事とは異なる、日本圧着端子製のEHコネクタ4極ベース付ポスト:サイド型を使います。






玄人指向のSCON-KIT/PROに付属のコネクタは同じEHコネクタでもサイド型ではないベース付ポスト(基板に垂直に端子が立っているタイプ)を使っています。でも、これを使うとサイドカバーでカバーできなくなると思ったのでサイド型を使いました。
サイド型の方が分解せずにハンダ付けも出来ます。
1個の単価は50円未満ですが、販売単位が10個単位なのがたまにきず。
送料も割高。
ちなみに、以下がSCON-KIT/PROに付属のコネクタ。


このサイド型コネクタに今回接続するのはPHコネクタを使ったレベルコンバータです。これはMINI2440の追加のシリアルコンソール用の製品で単価は500円と激安です。EHコネクタのピッチが2.5mmでPHコネクタのピッチが2mmなのでケーブルでピッチの変換を行えばそのまま使えます。
MINI2440用の電源は5VなのでLinkStation側の3.3Vでは定格では足りませんが、問題なく使えます。

ケーブルは片側にPHコネクタが接続された出来合いのものがマルツパーツ館で50円とこれまた激安のものを使います。片側はMINI2440用のレベルコンバータ基板のコネクタにそのまま接続できます。

出来合いのPHコネクタ付ケーブルの一方はばらけているのでそこにEHコネクタ用のコンタクト端子を圧着します。

EHコネクタ用のハウジングに装着して、LinkStation側のEHコネクタサイド型ポストに接続します。


以下のようにサイドカバーを取り付けてもそのまま使えます。

ちなみに、この写真のケーブルの色でピンアサインを再整理すると以下になります。

1番ピン:赤:TX
2番ピン:黒:RX
3番ピン:黄:VCC(LinkStation側3.3V供給・レベルコンバータ側は5V期待)
4番ピン:緑:GND

VCCはレベルコンバータの駆動電源になるので接続必須です。

この工作は圧着端子を使わなくても出来ます。LinkStation側にケーブルを直接ハンダ付けすることになりますが、作業はコネクタを使うよりも楽だと思います。以下のような圧着ペンチも不要ですし。

AVOX HBD-2280S返品2011年01月19日 21時57分07秒

AVOX(セントレードM.E.)のブルーレイプレーヤHBD-2280Sを1月初旬にNTT-Xに注文し、先週到着していて使おうと思っていましたが、結局、本日返品しました。

以下の欠陥状況です。

  • DIGAで録画したHBモードのコンテンツを焼いたBD-Rを再生させようとするとハングアップして、電源ケーブル抜き差ししない限り回復しない。
  • DIGAで録画したHLモードのコンテンツは再生できる
  • アバターのブルーレイディスクをチャプター選択で再生させようとすると「コマ送り」になって正常再生できない
  • アバターはチャプター選択せずに先頭から再生させると正常再生できる

HBモードが再生できないのは許容範囲ですが、ハングアップは製品として出荷品質に到達していない証拠。 明らかにファームウェアのバグです。

昨今の動画デコーダは専用チップで処理しているはずで、だからこそ安く作れる。CPUはデコーダチップとは非同期で動作できるはずです。 それがハングアップするのはよっぽどソフトウェアの設計が悪い証拠。 素人がやっつけで作ってるのか?というほどのお粗末さ。

例えばデコーダのある状態を永久ループで待っているとか、そんなお粗末な作りにしない限りハングアップなどするはずがない。

そもそも、メーカサイトのサポートページから問い合わせたにもかかわらずに自動応答メールすらない。 その後の「承りました」メールもない。 最低の会社である。 商品を売る資格が全くないとも言える。

ということで販売サイトには責任はないのですが、返品の要求をしたところ、快く応じていただきました。 ありがとうございました。NTT-Xストアさん。