二度目の青色申告完了2008年02月07日 09時19分01秒

昨日(2/6)、2度目の青色申告を済ませました。

昨年と同様、国税庁のページのお世話になりました。

昨年は「確定申告書等作成コーナー」でe-Taxを使用しない、紙に印刷したものを税務署に提出して済ませましたが、今年は全て電子的に手続きしてみました。e-Taxってやつです。

手順などは別途ご報告するようにしますが、感想としては余り使い物にならない、というか敷居が高すぎて一般の人から見たときのメリットは余り感じられない、というところです。

特に言っておきたいことは、e-Taxに「e-Taxソフト」は不要だということです。というか邪魔です。 結局「確定申告書等作成コーナー」でデータ入力してe-Taxデータを作成して電子申告したので、「e-Taxソフト」のような使いにくい不親切なソフトは印刷機能を除いて使いませんでした。

e-Taxソフトは帳票印刷機能だけを使う2008年02月07日 10時29分20秒

e-Taxソフトについてという国税庁のページの説明は無視しましょう。

特に、「利用者の方の利便性、操作性を考慮して作成しており」というくだりは全く実際のソフトの出来にマッチしておりません。

例えば以下のような点が使い物になりません。

  • 確定申告書作成コーナーでの操作は申告に必要な帳票が順番に出てくるので何が必要かを考える必要がありませんが、e-Taxソフトでは自分で帳票を選択して「組み込む」必要があります
  • 確定申告書作成コーナーでは控除額の数字を入れる必要がないような部分でもe-Taxソフトでは数字を入力する必要があります。例えば確定申告書作成コーナーでは氏名と生年月日を入力すれば終了する扶養控除の入力はe-Taxソフトでは更に控除額の数字を入れる必要があります。控除額がいくらか知らないから利用しているのに本末転倒とはまさにこのことです。
  • あたかもe-Taxにはe-Taxソフトが必要であるかのような説明をホームページではしていますが、実はインストールの必要がないということを明記していない

というようなわけで実際にe-Taxで必要な操作は以下です。

  • 「確定申告書作成コーナー」で「青色申告決算書・収支内訳書」を作る
  • コーナー用のデータを保存をする(*.data)
  • 電子申告用のデータを作成する(*.xtx)
  • 決算書作成だけで電子申告はせずに一度終了させる
  • こちらの手順に従ってe-Taxソフトに電子申告データを読み込ませる(組み込ませる)
  • e-Taxソフトで組み込んだ帳票を印刷する(作成コーナーではe-Tax用のデータを印刷する機能はない)
  • 決算書のデータを紙に印刷する目的は確定申告上の収入金額や所得金額を入力するときにわからないから(※本来は連携機能を付加すべき)
  • 「確定申告書作成コーナー」で「所得税の確定申告書」を作る
  • コーナー用のデータを保存する(*.data)
  • 電子申告用のデータを作成する(*.xtx)
  • 決算書と同様にe-Taxソフトに組み込んで帳票を印刷して確認
  • こちらの手順に従って、電子申告用のデータを送信する

以上のようなわけで、確定申告書作成コーナーに電子申告の場合でも確認用の帳票印刷機能があれば特にe-Taxソフトを使う必要はありません。電子申告を選択しなければ帳票を印刷することは現在でも可能なわけですから、対応は簡単なはずです。