工事担任者AI・DD総合種資格者証到着2007年12月28日 16時32分05秒

合格発表の翌日(12月18日)に直接関東総合通信局に出向いて申請しておいた資格者証が本日届きました。

12月21日付での交付です。

例によってレンタルビデオ屋さんの会員証。

工事担任者DD第1種試験合格2007年12月17日 23時16分58秒

本日の合格発表で無事に合格しているのを確認しました。

最近の資格試験受験では一応全て最初の受験で合格できていますね。良い事です。

もう一度振り返ってみると、問題集の問題については全く勉強していない段階でも既に60点は取れていました。本番試験についても(私がやった範囲の)問題集の問題ははぐらかされてしまいました。そういう意味で問題集での勉強は無意味な試験ということでした。唯一、RJ-45関係の配線や光ファイバの接続工事などは工事担任者特有の実務的問題だったわけですが、そういう部分は勉強した意味はあったとは思います。

さて、DD種の工事担任者試験が難しいかどうかですが、やはり、一般的には難しいのだと思います。

pingコマンドやipconfig、ifconfigなんてコマンドはLAN工事などとは関係なしに日ごろ使っているので特に座学での勉強の必要はありません。暗号化してネットワークで動画を配信するなどのシステム開発の経験もあるためセキュリティ関係の問題もある程度分かってしまうわけです。PGPによるメールのやり取りも実際に実務でやっているので改めて勉強する必要などありません。

CTIの問題などは、実はコールセンターシステムの開発にも最近は関与しているため、問題の出し方の方が間違っていて、私の解釈の方が正しいという絶対的な自信があります。

ですので、ネットワークやセキュリティなどの昔ながらの電話工事屋さんには関係のない分野で、実務で触れていない人たちには難しい分野であっても、システム開発や組込みシステム開発に関連して自然に触れ合っている立場で考えると簡単な問題だったということになります。

工事担任者DD1種試験不正解例22007年12月02日 05時11分15秒

「LANシステムなどの設計に当たり、あらかじめ検討・準備する事項には、システム全体の計画、システムに求められる要件、既存システム及び業務の状況把握などが挙げられる。」

この文章はどうでしょう。

正解は「正しい」ですが、私はこれも「正しくない」と判断しました。

以下が私の考察ポイントです。

  • LANシステムとは情報処理システムそのものではないため業務の状況把握は不要
  • 既存システムの状況把握って文脈の「システム」ってのはどの程度の範囲なんだ?
  • 業務の状況把握ではなく、業務データとしてネットワークを流れるデータ量の平均、最大、時期集中度などの把握、ならわかる。これは業務を把握する必要などなく、統計データの把握で十分。

既にシステム要件は出ているにもかかわらず、更に業務の状況把握までしなければならないのだとしたらめちゃめちゃ忙しい仕事になってしまいますね。あり得ないと思います。

工事担任者DD1種試験不正解例2007年12月01日 03時12分12秒

「CTI機能を持つIPボタン電話装置では、CTIソフトウェアを用いて、IPボタン電話装置の主装置に接続されたパーソナルコンピュータ上の多くの顧客データを一元管理することができる。」

上記の文章は「正しい」というのが正解になっています。

でも、私は文脈が間違っていると思ったので、「正しくない」を解答にしました。

これは問題のための文章であり、この表現を「正しい」と決めたのは単なる問題作成者の意図であり、これを「正しい」と判断するということは単なる「試験テクニック」以外の何物でもないんですね。 だから、過去問を解くというテクニックが必要になる。

私はこの文章は「正しくない」と解答して、「不正解」だったわけです。

上記の文章が例えば以下のようなものだったとしたら、私は「正しい」と判断したと思います。

「CTI機能を持つIPボタン電話装置では、IPボタン電話装置の主装置に接続されたパーソナルコンピュータ上で動作させるCTIソフトウェアを用いて、顧客データを自動的に抽出し、応用することができる。」

私が正しくないと思ったポイントは以下です。

  • 顧客データが一元管理されているかどうかはシステム形態により異なる
  • CTI機能の要件に一元管理などは必要ない
  • IPボタン電話装置のCTI機能というのは着信番号のデータ化を含むシステムとの連携機能全般を指す
  • 着信番号などをデータ処理して応用するのはソフトウェアの仕事
  • そもそもパーソナルコンピュータは単なる端末であって、顧客データのデータベースを保持しているようなシステム構成など実在しないはず
  • 顧客データの電話番号と着信番号が必ずしも一致するとは限らない(IP電話番号と固定電話の番号は一致しない)

以上が私の「深読み」です。 問題が難しいとか簡単という話ではないんですね。

ま、落ち着いて考えると一元管理云々についての私の疑問点は「できる」という表現に対してなので、「必須」という意味を含まない文脈で「できる」という表現を使っていると解釈すると、「正しくない」と結論付ける根拠にまでは至らない、ということになりますね。

ところでこの問題はこちらの解説によるとAI・DD総合種の技術の問題としては過去問だったようです。出題者も解答者も試験テクニックということだけで割り切っていればいいのですが、もう少し本質的に物事の考察をして欲しいと思います。

工事担任者DD1種技術自己採点結果2007年11月28日 10時26分14秒

こちらで 解答が発表されました。

自己採点の結果68点でした。

転記ミスなどがなければ無事合格ということです。

でも改めて問題と自分の解答を見てみるとあと3問は少なくとも正解すべき問題でした。

1個は完全に問題を読み違えていますし、1個は問題の字句、文言を深読みしすぎて選択を間違っていました。残り1個は過去問題のバリエーションで選択肢がずれているだけだったのできちんと理解していれば正解して当たり前でした。

落ち着いて改めて読むと解答は見えてくるのですが、ほとんどの問題が過去問題にない問題の場合には、正直、時間が足りませんでした。

試験時間は40分で解答数は25問なんですが、複数の説明文の中から間違っている文章を一つだけ選ぶとか、そういう問題の場合は、きちんとそれぞれを読解する時間が必要になります。

過去問題と同じ場合はその読解の時間も不要なわけです。

マークシートになれていれば先を丸めた鉛筆を用意するのは常套手段なんですが、私は今回それも怠ってしまいました。 普通のシャープペンシルでも十分に解答時間は余ってしまうはずだと思ってしまったんですね。マークする時間のロスのおかげであせってしまった部分もあります。