ラスト・ブラッド=BLOOD THE LAST VAMPIRE2009年06月02日 15時00分29秒

映画の日に余り期待せずに観た映画が「ラスト・ブラッド」です。

これ、プロモーション失敗してますよ。 原作がアニメだということを全くテレビCMなどでは流していない。

私自身、アニメ好きでテレビシリーズの「BLOOD+」は毎週観てました。 つい先日もカラオケで主題歌を歌ったほどです。

なので、映画が始まってまず、原題クレジットを見て、「あれ?」って思いました。 そして主人公の名前が「サヤ」ってことが分かった時点で、やっと アニメ原作の映画で「BLOOD+」の前作の「BLOOD THE LAST VAMPIRE」のお話だということが分かった次第です。

実はアニメ好きだとは言ってもなかなかオリジナル作品まで観ている時間的余裕もなくて、アニメの方は観ていませんでした。 キャラデザイン的に好きだったBLOOD+の前作だということであればもっと積極的に映画を観にいったと思います。 同様の人が他にもいるとすればその客層の「つかみ」に失敗していることになります。

本当にコアなアニメファンなら知っていた事実もそこそこのアニメファンの私は知らなかったということですね。

出来としてはトラックのミニチュア撮影が大昔のゴジラクォリティだったことを除けば概ね良かったと思います。

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_ soramove - 2009年06月04日 22時41分32秒

「ラスト・ブラッド」★★★☆
チョン・ジヒョン 、アリソン・ミラー 、小雪 主演
クリス・ナオン 監督、2009年、91分、香港




「セーラー服姿のチョン・ジヒョンが
迫り来るバンパイア(オニ)を日本刀で
バッサ、バッサと斬りまくる、
傑作には程遠いが、これはこれでアリ、
鮮血ほとばしるヴァンパイアムービー」


父親を殺したオニゲンへの復讐を胸に
ヴァンパイアを見つけ出しては殺し、
宿敵のオニゲンの出現を待ち続ける主人公、
そして最後の戦いが始まった。

ヴァンパイアものが好きで
「ブレイド」や「アナザー・ワールド」などの
名作を何度もみているので
そういう作品と比べたら
子供だましの安っぽさは否めない、
でもかつてのホンコン映画の
作り物っぽいノリのこの映画を
最後まで楽しんだ。

クロスオーバーな時代だ、
韓国女優と日本の小雪が
香港製作のハリウッド配給映画に出ている、
無国籍というにふさわしい、
言葉の壁はなんとも歯がゆいが、
こんなふうに色んな面白いアイデアを出し合って
そのうち世界に通じる決定版!が
登場するかもしれないのは楽しみだ。


チョン・ジヒョンは出世作の「猟奇的な彼女」以降、
それほど多くない出演作で
どれも「猟奇的」を超えられないでいる、
ここは目先を変えて、
こういう映画もいいかな、
キメの鋭い視線は相変わらず美しく、
もっと彼女にぴったり合った映画に
そのうちめぐり合えますように!と
願わずには居られない。


ワイヤーで吊りに吊った映像ながら
日本刀でバッシ、バッシ斬っていくシーンは
面白かった、血しぶきはリアルを追求せず、
ドバーッと飛び散るのも
この映画的には悪い演出じゃ無かったと感じた。

足りないとしたら「泣き」の部分だ、
そして最後の爆発へと繋がれば
もっと感情移入できただろう。


★100点満点で75点(冷静に見たら60点くらいか)★


soramove
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小雪の顔って怖いよなと思っていたが、この映画では
その怖さが活かされていて怖かった。


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