ADPCMの仕組み・・のリンク ― 2010年02月12日 23時28分18秒
こちらのADPCMの解説参考になります。
デコーダ作れそうですね。こんな風に解説していただくと。 ありがとうございます。
手続きより手順より内容が重要 ― 2010年02月13日 09時30分32秒
こちらのトヨタ問題の記事で「手続きより手順が重要」ということが述べられています。
確かに正しいですが、もっと重要な問題が一般的には認知されていないようですね。実際には技術的な「内容」が現在一番軽視されているという事実です。
組込みシステムだけではなく、ソフトウェア開発を発注する発注元が大企業であればあるだけ、「手続き」だけが重要視されています。
つまり、設計の質ではなく、設計のレビューを実施したかという手順が重視される。レビューする人間の技術的な質は問わない。技術力が低くても発注寄りの人間がレビューしたかどうかの手続きが重要であって、受注側の工数や設計の質を高めるための時間は軽視されるわけです。それによって粗悪な設計のものが技術力のない人間にレビューされ、承認されて品質の悪いものが世の中に出てしまう。
まあ、それ以前に技術力が高いか低いかということを判断できる人間がメーカ側の人間にほとんどいない。評価する人間自身が技術力がないことを自覚できないほどの技術力のない人間なのだから仕方がありません。上に立つ人間になればなるほどこの傾向が強い。困ったことに技術力のない人間ほど影響力がある。
この問題はソフトウェア開発だけでなく、あらゆる開発、製造の現場に現れているように感じています。 スケジュールが短かく、予算が少なければ手順より質を高める必要があるのに質を高める工数が削減されるという本末転倒なことが行われてしまうのが現実です。
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