BKP130用接眼部コリメート撮影対応改造2015年08月29日 20時26分47秒

特にBKP130に限定した話でもないのですが、ビクセンのSX接眼アダプタ(42T→31.7AD SX)を利用すると簡単にコリメート撮影が出来るようになります。

工作の結果は上記の通り。PENTAX Qに01 STANDARD PRIMEレンズをBKP130の接眼部に接続したところです。


用意するのはビクセンのSX接眼アダプタです。
もともと、ビクセンのSX接眼アダプタはデジタルカメラアダプタDG-NLV DXと接続できるようになっています。



上記のようにビクセンのそれぞれの部品は連結できるようになっています。

連結した状態は上記です。
左からビクセンのSX接眼アダプタ、カメラアダプターDG-NLV DX、DGリング、ステップアップリングでカメラに接続できます。

デジタルカメラアダプターDG-NLV DXはコリメート撮影用ですが、リレーレンズ方式での拡大撮影は拡大撮影アダプタを使えば可能です。
SX接眼アダプタは元々はビクセンR200SSなどの標準部品です。

このSX接眼アダプタを元々BKP130などに付属している接眼アダプタと置き換えるわけですが、そのままでは長すぎますので切断することにします。

Tネジが内側に全てネジが切ってあるの途中で切断してもそのままTネジ部分にねじ込めます。

左がオリジナル。右が切断済みのもの。


レンズとカメラアダプタとはステップアップリングを介してDGリングに接続し、DGリングをカメラアダプタと接続できます。

以下はSX接眼アダプタ切断の様子





上記がBKP130に元々付属しているアメリカンアイピース用の接眼アダプタです。
アイピースアダプタと2インチアダプタの接続部分はTネジになっていますが、本当にアイピースしか取り付けることが出来ない部品です。

上記は切断後のSX接眼アダプタを2インチアダプタにねじ込んだところ。これにより、アメリカンサイズアイピースの取り付けとカメラアダプタの接続が出来るようになるわけです。

元々のビクセンのシステム構成図は以下です。