品質 ― 2006年10月28日 12時50分54秒
機械や機器などの品質は基本的には壊れなければ品質が良いということになります。
しかし品質が良い悪いの判断基準は人それぞれ。 ただ壊れなければ良いということに加えて、操作性、見た目、手触り、高級感など。いろいろな視点で見ているものです。
さて、ある製品の品質について語る場合、製品の型番を指して個別に品質が悪い、何てことを言う人はあまりいません。 メーカAはテレビとMDとエアコンとパソコンと電子レンジを販売しているとき、電子レンジのとある機種の品質が悪いとき、「メーカAの製品って品質悪いんだよね」とか他人に伝えてしまいがちです。
開発する側としてはたった一つの製品の良し悪しで会社全体の評価を変えてしまいかねない、というような意識を持って、常に最良の品質を目指してモノ作りを行っていきたいと思っています。
さて、このような、一部を見て全体を判断してしまう、というような行為は別に日常茶飯事でそれ自体をきっかけにケンカに発展するということはないはずです。 ところが、そのメーカの何らかの関係者だったり、実は自分が開発にかかわっている、ということがきっかけで全く想定外に勝手に怒り出す人種がいます。
私自身は自分が開発したものがそのような粗悪な品質の製品のレッテルを貼られても反省して次に進むための糧にするだけです。
品質が悪い対象はブランドや組織、製品に対してのものであって個人に対するものではないから、個人的に怒り出す必然性など全くないはずです。このような感覚で生きている人間にはビジネスを展開してほしくないし、お仕事のパートナーにもなりたくないと思っています。
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