ビクセンAL-150三脚をMARK-X架台に取り付ける2009年09月27日 00時53分44秒

前置き

現在純正フルセット品の五藤光学マークX用の三脚には木製のMX-81(ニュートン反射用)を使っています。

この三脚は短いため、C8を使う場合でもかなり苦しい姿勢を強いられていました。そこで、ビクセンのALシリーズのアルミ三脚はそれほどしっかりしていないということは覚悟した上で、改造取りつけを行ってみました。 使った三脚はビクセンSP赤道儀の屈折望遠鏡とのセットで使われていたアルミ三脚です。前から所有していたビクセン開発工業製のAL-150と同じサイズのため、AL-150という表記をしますが、ビクセン開発工業製のものとの違いは三脚取りつけ部分と開き止めおよび石突きが金属だということです。この三脚はオークションで「仕入れ」ました。

以下が改造前のAL-150の全体像です。

SP赤道儀付属のAL-150三脚
また、改造が必要な理由は以下の通りにマークXの三脚取りつけ部分の幅がビクセンの33mmに比べて37mmということで4mmの差があるからです。
マークX架台の三脚取りつけ幅
ビクセン三脚架台取り付け部分の幅
今回の購入品は以下です。ボルトを買っているのは使用したAL-150三脚の取り付けが架台側にタップがきってあるタイプで貫通ボルトタイプではなかったからです。
AL-150三脚改造関連のための購入品

改造の様子

開き止めをはずせないため、改造のためには三脚取り付け部分の金具を分解する必要があります。2本のタッピングビスで止めてあるだけです。タッピングビスなので余り何度も分解はやらないほうが良いでしょう。蛇足ですがこの部品をプラスチックにするということは分解などのメンテナンスは行ってはいけないということです。金属でも余りやりたくはありません。
三脚取りつけ部分はタッピングビスで止められている
アルミ三脚から取りつけ金具を取り外したところ
削る前の状態
やすりで削っている途中
削り終わった三脚取付金具
マークX架台にAL-150を取り付けたところ

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