汎用モータードライブコントローラ基板完成2011年09月06日 10時46分26秒

EAGLEで回路設計と基板設計をしてP板.comに製造依頼した基板が届きました。

五藤光学製のMARK-X赤道儀での利用を想定していますが、ギア比などは任意に設定できますのでそれ以外の赤道儀などのコントローラ基板として利用できます。

50枚注文して、自分で使うのは5枚程度ですので、希望者がいれば頒布を検討します。ご希望の方はコメントでお知らせください。基板単体での頒布の場合は1枚1000円程度を考えています。






モーター・一体型で使う場合のケースにも収まる。


はじめての基板設計、基板製造だったので結構感激しています。
実装が大変そうだけど部品点数自体はそんなに多くはないのでその点は良いと思います。
また、LEDとLEDに直列につなぐ抵抗は実装しなくても構わないので端折れば楽できると思います。

回路図は以下。

ピンヘッダ以外、表面実装部品以外の部品を差し込んでみる。位置がぴったりだと気持ちが良い。

秋月のUSBシリアル変換モジュールも差し込んでみる。こちらも位置に問題なし。


なお、以前の記事で機能については書いていますが、コンセプトが凝ったマニアの方たちとは少し違います。

・自動導入は考えない(自分で探す楽しみがある・・とこじつけてみる)
・オートガイダーも考えない(高精度追尾は諦める)
・小型望遠鏡、焦点距離の短いレンズでのガイド撮影が出来ればよい
・とにかく、持ち運ぶ機材を簡略化して配線もごわごわせずすっきりさせたい
・でも、各種基本天体の追尾は出来るようにする
・恒星時、キングスレート追尾、太陽、月に標準対応
・赤緯コントローラにもディップスイッチで簡単に切替
・コメットトラッカーモードにもディップスイッチで簡単に切り替え
・但しコメットトラッカーモード時の設定操作は少し面倒
 ※本体のスイッチだけで設定する操作も提供