眼視用ソーラーフィルターを太陽撮影用にする ― 2012年04月30日 20時10分05秒
眼視用ソーラーフィルターを写真撮影用に使うために保護フィルタ2枚を使ってサンドイッチして使う工作です。
※ここで言う「保護フィルター」とはUVフィルター、スカイライトフィルターも含めて、常用しても着色をほとんど伴わないフィルターのことです。
眼視用のソーラーフィルターを使うのは太陽を直視するといわゆる「日食網膜症」の危険があるためです。名前がよくないですが、日食云々ではなく、太陽を直接見るという行為そのものに危険があります。
眼視用ではない撮影用の減光フィルターとしては普通のNDフィルターを重ねたり最初からND100000などのフィルターを使うケースが考えられます。これらのフィルターで減光したものを光学ファインダーで覗くと網膜症の危険があります。非常に危険なのでNDフィルターを使った減光方法で光学ファインダーを使った撮影は全くお勧めしません。
この記事で紹介するように「眼視用ソーラーフィルター」の意味が分からない場合はライブビューのない機種では太陽の撮影は諦めましょう。その点、ミラーレス一眼の方が危険は少ないでしょう。※不適切なフィルターを使ってカメラのセンサー損傷の可能性はありますが、目に損傷を負うというリスクは回避できます。
なお、かぶせ式で自作する方法は光学ファインダーで覗くという行為が伴う場合にはお勧めしません。きっちり作れば問題ありませんが、ゆるゆるで作って風で飛ばされたり、レンズの向きで落ちてしまったりしてフィルターを通さずに光学ファインダーで太陽を直接覗いてしまうという可能性がゼロに出来ないからです。ここで紹介する方法の場合はレンズのフィルター枠にねじ込むのでそのリスクはありません。
以下はヤフオクで手に入れた「無印」のソーラーフィルターです。
ダンボールで型紙を作ります。型紙をフィルターの内径ぎりぎりで作った方がサンドイッチして固定するときに光が漏れることはないようです。大きすぎるとくしゃくしゃになってよれて隙間が出来てしまいますし、小さすぎるとそもそも光が漏れてしまいます。
シートを型紙に合わせて切り抜きます。
実際にサンドイッチしてみて光が漏れないかどうかを確認する必要がありますので、何度か試行錯誤する可能性があります。場合によっては型紙から作り直しましょう。
52mm用2個。58mm用1個。72mm用1個。77mm用1個完成。
2012年4月24日にこの手順で作ったフィルターで実験的に撮影した太陽です。
AiNikkor300mmF4.5+EOS Kiss X3を使用。光学ファインダーが使えるので眼視用フィルタは便利です。
写真は手持ち撮影でピント合わせはフォーカスエイド任せなのでなのでピンボケでブレてます。
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