電子メールの使い方 ― 2007年04月30日 11時58分58秒
最近は携帯で電子メールで連絡をとったり、ブログで自分のことを書いたりする人が増えてきました。 私などはインターネットが普及する前、パソコン通信すら普及する前、「草の根BBS」というものが存在した時代から、そのようなコミュニケーションツールを使い続けています。
そのような世代から最近の人、というか、若い人という意味ではなく、最近そのようなツールを使い始めた人、という意味での「最近の人」、の行動を観察すると非常に違和感を感じることがあります。
それは、「何を言いたいかわからない」人が多いということ。特に仕事で電子メールを使っている状況で顕著になってきているような気がします。
友達同士で単なるコミュニケーションをとるのではなく、仕事で電子メールを使う上でやってはいけないことは「用件や目的がわからない」内容を書くことです。特にやってはいけないことは「感想を求める」などという抽象的な質問を投げかけることです。仕事なら「報告を求める」とか「具体的な項目を挙げて個々に質問する」とかなら「アリ」ですが、感想などという抽象的なことを投げかけてはいけません。
つまり、相手がどのように答えるか想像できないようなことを自分の立場しか考えないで思いつきでメールを書く人が増えてきたような気がします。書いている本人は自分の気持ちはわかっていますから、それを文字にしたときの意味は一つしかありません。しかし、受け取る側では文字の情報だけしかないのですから、相手の意図など読み取れるはずはないのです。
したがって、仕事の電子メールでは以下の目的以外で使うことは無意味です。
- 連絡
- 報告
- 依頼
- 確認
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