ハッピーPCBでの基板製造を試した ― 2012年02月20日 22時31分53秒
※2013/03/29追記:2回目の注文についての報告があります。これを見ないとレビューが完結しません。
EAGLEで基板設計したモータードライブコントローラ基板。最初はシルク印刷がないものをP板.comに注文しました。50枚で税込み23205円でした。1枚あたりの値段は約464円です。43mm×38mmの基板です。
EAGLEで基板設計したモータードライブコントローラ基板。最初はシルク印刷がないものをP板.comに注文しました。50枚で税込み23205円でした。1枚あたりの値段は約464円です。43mm×38mmの基板です。
今回これと基板サイズは全く同じで回路も同じ。部品レイアウトだけ修正してシルク印刷を追加したものをハッピーPCBにお試し注文しました。4枚注文して6枚の納品でした。P板.comは製造工場が選べて一番安い韓国工場の値段です。納期も標準という選択でした。ハッピーPCBは工場の選択肢はなく、一律韓国工場のようです。
両面基板の場合で50枚だと16000円なのでP板.comよりは若干安くなります。注文のパターンは定型的ですが逆にマッチすれば簡単に注文ができることでしょう。但し九州からの送料が若干高いとは言えます。
以下は梱包された箱の中の内容物。
部品面。
ハンダ面。とはいっても表面実装部品以外の部品はこちらにも実装します。
以下はP板.com製造基板との比較。左がハッピーPCB製造のものです。
結論としては品質的には問題ないです。某海外製造業者のようにEAGLEのデータをそのまま受け付けてくれるわけではないのですが手順さえ覚えれば定型的に注文することは可能でしょう。
今回注文したデータのリストは以下です。
データ形式は拡張ガーバー(RS-274X)形式です。
+markx_umdrv.cmp(部品面パターン)
+markx_umdrv.plc(部品面シルクデータ)
+markx_umdrv.pls(半田面シルクデータ)
+markx_umdrv.sol(半田面パターンデータ)
+markx_umdrv.stc(部品面レジストデータ)
+markx_umdrv.sts(半田面レジストデータ)
+markx_umdrv.drd(ドリルデータ)
+markx_umdrv.dri(ドリルリスト)
+markx_umdrv.out(外形線データ)
ちなみにEAGLEで回路設計と基板設計しましたがCAMプロセッサのデータはP板.comの4層用のデータを使いました。それで一発OKでした。
なお、反省点が一つだけ。シルク印刷データはスルーホールと重ならないように配置しないと無駄になるってこと。これは業者の責任ではなく完全に自分の落ち度です。
EAGLEでのシルク印刷編集 ― 2012年02月12日 10時14分28秒
EAGLEで回路設計、基板設計をしてP板.comに基板製造を依頼したことがあります。その時はシルク印刷をどうしていいのかが分からず、結局シルク印刷なしで発注してしまいました。
たまたま、他のサイトの記事でulpフォルダにツールを追加するという説明をみてそのツールを追加操作したときにフォルダの中身を見たのをきっかけとして[silk.ulp]なるファイルがあるのに気付きました。
これ、実行してみると以下のことを行っているようです。
1.tPlaceレイヤのデータを_tplaceレイヤにコピーして色を黄色くする
2.bPlaceレイヤのデータを_bplaceレイヤにコピーして色を黄色くする
tPlace、bPlaceレイヤは部品ライブラリから配置した部品データの外形データを貼り付けているレイヤのようです。このレイヤは元から存在しているようです。tPlaceが表面。bPlaceが裏面です。
※以降[t]は表面、[b]は裏面のデータということで説明は省略します。
もともと配置した部品の属性は回路図上で部品名や端子名が対応付けられていて、基板データ上のデータとしてはtNames/bNames/tValues/bValesとして表示されるようになっています。
EAGLEのレイヤの説明はこちらもご参照ください。
これらが全てシルク印刷イメージとして「自動配置」されれば特に苦労はないのですが、基板からはみ出たりするのでそのまま使うことはできません。
つまり、部品名などは自分で描く必要があったわけです。
今回実施した手順は整理すると以下になります。
(a) [silk.ulp]を実行(もともとEAGLE5.11.0に入っていました)
(b) _tplaceレイヤで部品名やオリジナルの文字列を追加
(c) _bplaceレイヤで部品名やオリジナルの文字列を追加
(d) P板.comで提供されている[gerb274x[4L].cam]を使ってCAM Processor実行
(e) [Silk screen CMP]タブで対象レイヤがtPlaceになっているのを_tplaceに変更
(f) [Silk screen SOL]タブで対象レイヤがbPlaceになっているのを_bplaceに変更
以下、[silk.ulp]を実行
tPlaceレイヤ表示は以下の状態

bPlaceレイヤは以下の状態

[silk.ulp]を実行直後の_tplaceレイヤの状態は以下。単なるtPlaceレイヤのコピーだということが分かる

[silk.ulp]を実行直後の_bplaceレイヤの状態は以下。同様に単なるコピー。

以下は表面のシルク印刷レイヤとして_tplaceレイヤに文字などを追加したところ
同様に裏面のシルク印刷レイヤとして_bplaceレイヤに文字などを追加したところ
全レイヤ表示状態
汎用モータードライブコントローラ基板完成 ― 2011年09月06日 10時46分26秒
EAGLEで回路設計と基板設計をしてP板.comに製造依頼した基板が届きました。
五藤光学製のMARK-X赤道儀での利用を想定していますが、ギア比などは任意に設定できますのでそれ以外の赤道儀などのコントローラ基板として利用できます。
50枚注文して、自分で使うのは5枚程度ですので、希望者がいれば頒布を検討します。ご希望の方はコメントでお知らせください。基板単体での頒布の場合は1枚1000円程度を考えています。
五藤光学製のMARK-X赤道儀での利用を想定していますが、ギア比などは任意に設定できますのでそれ以外の赤道儀などのコントローラ基板として利用できます。
50枚注文して、自分で使うのは5枚程度ですので、希望者がいれば頒布を検討します。ご希望の方はコメントでお知らせください。基板単体での頒布の場合は1枚1000円程度を考えています。
モーター・一体型で使う場合のケースにも収まる。
はじめての基板設計、基板製造だったので結構感激しています。
実装が大変そうだけど部品点数自体はそんなに多くはないのでその点は良いと思います。
また、LEDとLEDに直列につなぐ抵抗は実装しなくても構わないので端折れば楽できると思います。
回路図は以下。
ピンヘッダ以外、表面実装部品以外の部品を差し込んでみる。位置がぴったりだと気持ちが良い。
秋月のUSBシリアル変換モジュールも差し込んでみる。こちらも位置に問題なし。
なお、以前の記事で機能については書いていますが、コンセプトが凝ったマニアの方たちとは少し違います。
・自動導入は考えない(自分で探す楽しみがある・・とこじつけてみる)
・オートガイダーも考えない(高精度追尾は諦める)
・小型望遠鏡、焦点距離の短いレンズでのガイド撮影が出来ればよい
・とにかく、持ち運ぶ機材を簡略化して配線もごわごわせずすっきりさせたい
・でも、各種基本天体の追尾は出来るようにする
・恒星時、キングスレート追尾、太陽、月に標準対応
・赤緯コントローラにもディップスイッチで簡単に切替
・コメットトラッカーモードにもディップスイッチで簡単に切り替え
・但しコメットトラッカーモード時の設定操作は少し面倒
※本体のスイッチだけで設定する操作も提供





























最近のコメント