五藤光学天体望遠鏡にBORG部品を取り付ける2014年09月26日 02時27分00秒

五藤光学の天体望遠鏡のドローチューブのメスネジがT42mmP0.75ということが分かったところで、BORG部品をケラレを最低限にして取り付けることができるようになります。

M42P0.75→M57AD(7528)でM57に変換後はいろいろと取り付けられます。光路長も最低限に抑えられます。
M57回転装置を取り付けることも問題なく出来るでしょう。
以下は0.85xDGレデューサ(7885)を取り付けてみました。

以下は35ミリレデューサ0.85X(7785)を取り付けてみました。見た目はレンズサイズより径が小さいのでケラレているようにも見えます。

ちなみに、テレコンバータDGはM42では入らないので取り付け不可です。

C90MAKをアイベルCD-1で使う2014年09月26日 20時51分08秒

大きな望遠鏡と大きながっちりした赤道儀で使うのは確実で、使い勝手が良いのは当たり前ですが、徒歩移動できるような機材にはなりません。

自宅のマンションのベランダの前には樹木が茂っており、南向きにも関わらずに星はほとんど見えないのです。

必然的に近所の川原まで徒歩で機材を運びたいのですが、まともな機材だと一回の運搬ではすまなくなります。

気楽に一回で徒歩運搬するための望遠鏡一式を検討しているという次第です。

そこでまず目をつけたのはセレストロンC90MAKという1250mmF13.9のマクストフカセグレン式の望遠鏡です。
ミニボーグも使っていますが、ミニボーグはどちらかといえば彗星、星雲、星団用の短焦点写真鏡で月、太陽、惑星を拡大して撮影する目的には適していません。
近所の空は明るいのでもともと彗星、星雲、星団などは対象とはなりません。

要するに、月、太陽、惑星用の徒歩移動運搬用望遠鏡一式として検討しているということです。

次に赤道儀です。MARK-X赤道儀は持っていますが、こちらもアルミバッグが必要で大げさになります。最低限、ソフト系のカメラバッグの類に収納できて欲しいのです。手持ちのアイベルCD-1がその目的にはぴったりでした。

最後に三脚。まともなカメラ用三脚は結構重くて高い。ビクセンHAL三脚も重過ぎです。そこでたまたま手に入れたビクセンミニポルタ経緯台の三脚をCD-1と組み合わせてみます。

以下の感じになりました。

使っている部品は鏡筒接続部分はベルボンプレシジョンレベラーです。赤緯方向の粗動ができますし、赤経方向の部分微動も可能です。


プレシジョンレベラーを1/4ボルトで止めている部分はユニテックのダブル雲台ベース。バランスウェイトシャフトはビクセンのガイドパックS用プレートのオプションのもので、バランスウェイト1kgも同様です。


ダブル雲台ベースはユニテックのテーパーアダプタとテーパーキャッチャーで取り付けています。

全体的には以下のようになります。OLYMPUSのミラーレス一眼なら直焦点撮影の負荷も少なくできます。
なお、バランスウェイトシャフトは特注の長いものに変えています。

荷物一式は以下のようになります。ミニポルタ経緯台の三脚はものすごく軽く、運搬の負担は少ないです。強度的にはもちろん十分ではありませんが、徒歩移動のメリット優先です。