どこに問題があるの? ― 2009年12月18日 23時13分37秒
μITRONのセミナーをやっている会社の社員の言葉です。
データキューやメッセージバッファのメッセージ内容として特定の領域のポインタを格納することが可能です。 良くある手法ではあるのですが、この方式とセットの考え方は格納する領域はキュー構造で別途メモリを管理している領域である必要があります。もちろん、μITRONのメモリプールで確保した領域でもOKです。
ところが、既存の開発物でメッセージ内容にポインタを格納してデータを他のタスクに渡している部分があるのですが、その領域がスタック(自動変数領域)だったり、1個しかないスタティックな領域だったりしています。
この実装に問題があると感じる人は組込みソフトウェアの開発者として合格です。
いくら問題点を説明しても聞く耳を持たない。最後には「どこに問題があるの?」と逆切れされる始末です。 一つの機器の開発を分担しているわけですが、これ以上は彼らが自力で成長するのを待つしかないです。
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