法律違反の身元保証書 ― 2011年08月25日 12時53分52秒
上場会社なのに最初から法律違反。「身元保証に関する法律」違反の身元保証書は以下。
10年というのは法律的には無効だから無視してもいいものだがそういう問題ではなく、人事・総務系部署に自浄能力がないことの証明となります。
10年というのは法律的には無効だから無視してもいいものだがそういう問題ではなく、人事・総務系部署に自浄能力がないことの証明となります。
会社名が入っていないのでそれだけで無効という気がしないでもないですが。
ちなみに、この法律は昭和の法律です。上記の書面は「平成」と入っています。つまり、知らないでは済まされない時期に作っているものなので「たちが悪い」ですね。
なお、身元保証を要求すること自体には反対ではありません。許容範囲だと思っています。しかしながら、本人と関係ない人間に負担を強いるようなことを強要しておきながら自らが違法行為をするという会社は絶対に許容すべきではありません。
また、以下の身元保証書は完全に違法というわけではありませんが、「自動更新」的な表現となっています。ポイントは「更新しない旨の申し出をしない場合は」更新を容認するような表現になっている部分です。こんな姑息な表現をしていること自体に問題があると思います。
でも改めて以下の身元保証書の内容を冒頭の身元保証書の内容と比べると「かわいい」気がしてきました。冒頭の身元保証書の「悪徳」なところは身元保証人の勤務先の詳細な情報まで書かせているところです。私なら絶対身元保証人にはなりません。身内の場合は入社を断念させます。
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