HOT ALBUMのいい加減な画像取り込み2009年11月27日 23時38分11秒

最近はディジタルカメラ全盛でフィルムを使う一般の人はほとんどいなくなっていると思います。

実際に天文用でよく使うようなISO800のフィルムは現実的にはフジフィルムの製品しか容易に購入できなくなりました。

一方でフィルムで撮影した写真をディジタル処理するようなサービスも展開されています。

この分野での一番の老舗は実はコダックです。
過去にはフォトCDというディジタル化サービスをしていました。その時のメディアはCD-Rですが、高精細な取り込みを行っていました。その時の画像は最大(16BASE)で3072×2048ピクセルでした。ファイル形式はPCDという拡張子を持つもので、複数のサイズの画像をパックしています。

さて、今回同じコダックでもHOT ALBUMというサービスを利用してみました。厳密にはコダックの独自サービスではありませんが、ヨドバシカメラの窓口ではあたかもコダックのサービスかのように薦められました。メディアはDVD-Rで3089×2048ピクセルの画像をJPEGで格納します。

このサービスでディジタル化した写真が以下です。オリジナルの画像サイズは大きすぎるのでアップロード可能なサイズに変更しています。
平気でホコリが写りこんでいますね。コダックのサービスだとすると余りにもお粗末な処理です。よくこれでお金を取るものだと思います。ろくに写真にこだわりのない人間がスキャンするだけの機械作業を行った結果です。スキャン後に画像の確認もしていないということ。
業務提携したのかどうか知りませんが、コダックは品質だけは高かったはずなのにコダックが関わっているとすれば非常に残念な結果だと思います。

ホコリが写りこんだ写真



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