太陽撮影専用減光フィルター注文 ― 2009年07月08日 07時29分31秒
今は出費をなるべく抑えたかったのですが、注文してしまいました。
太陽撮影にしか使い道がない専用のフィルターです。
ND400はまだ一般撮影にも流用できます。 どういうことかというと、そもそも太陽の撮影をするのにはND400単体では意味がなく、ND400+ND8+ND4=ND12,800というように組み合わせて利用する前提だからです。 だからこそ、「太陽フィルターセット」としてケースにまとめていたわけでもあります。
今回注文したのは「N.I.L/IDAS D5フィルター」というものです。 D5というのは10の5乗倍の露出倍数ということを意味します。ND100,000という扱いになります。
これはもう本当に太陽の撮影、しかも完全な快晴時にしか使えない。曇っていたりすると減光しすぎで低速シャッターを使わざるを得なくなるという応用の効かないフィルターです。
ほとんど特注品みたいなものなのでお値段も高いですねぇ。52mmサイズで12,600円はきつい。
ちなみに、フィルター関係としてはアストロソーラーフィルターというものもあります。これも同様にD5で露出倍数は100,000倍です。もちろん、これは現時点では品切れ状態なので入手困難です。 露出の感じはこちらを参考にしましょうか。
念のため申し添えるとアストロソーラーフィルターの「眼視用」は撮影にも使えるという感じなので、眼視用フィルタを使った場合に限り、単なる眼視はもちろんのこと、一眼レフカメラのファインダーを覗いても危険がないということです。それに対して単なるNDフィルターを使う場合は肉眼で覗くのは危険だということなので注意が必要です。
但し、「N.I.L/IDAS D5フィルター」については販売代理店に問い合わせたところ眼視用にも使えるということなので、そのまま光学ファインダーで安全にフレーミングできるようです。 ちょっと高かったけど安全性にお金をはらったということで良しとしましょう。眼にダメージを受けると天文趣味は本末転倒になってしまうので。
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